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2019.2.1節分/鬼の色には意味がある?!

  • 鬼は、人の中に住まう「負の感情」の象徴

    節分といえば鬼。「鬼は外、福は内」…と豆をまいて「鬼」を追い払いますよね。でも、その鬼に色の違う5種類の鬼がいることはご存知でしたか?

    「5色の鬼」は仏教における「煩悩」、すなわち「心穏やかに過ごすには、心に蓋をしている5つの煩悩を外しなさい」という「五蓋(ごがい)」の教えからきているそうです。

    【赤鬼】…貪欲、欲望、渇望
    【青鬼】…瞋恚(しんい)、悪意、憎しみ、怒り
    【緑鬼】…惛沈睡眠、倦怠、眠気、不健康
    【黒鬼】…疑、愚痴、疑いの心
    【黄鬼(白鬼)】…掉挙悪作、心の浮動、後悔、甘え、我執(がしゅう)

  • 「豆まき」の仕方・効能

    【赤鬼】(貪欲、欲望、渇望)は、人間の悪い心の象徴。豆をぶつけることで、自分の中の悪い心が取り除かれる。

    【青鬼】(瞋恚、悪意、憎しみ、怒り)は、貧相の自分自身に豆をぶつけることで、福相・福徳に恵まれる。

    【緑鬼】(惛沈睡眠、倦怠、眠気、不健康)は、不摂生を反省して体を健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけると良い。

    【黒鬼】(疑、愚痴、疑いの心)は、豆をぶつけることで、卑しい気持ちを追い払い、平穏を願う。

    【黄鬼(白鬼)】(掉挙悪作、心の浮動、後悔、甘え、我執)は、豆をぶつけることで自己中心的な考えを反省し、公平な判断ができるようになる。

    それぞれこのように言われています。