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2020.12.28今年のお正月は、ご当地お雑煮に挑戦だ!

  • もういくつ寝ると♪お正月〜

    日本のお正月と言えば「お雑煮!」が定番料理の一つですよね。実家や帰省先で食べる「お雑煮」を、毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
    でも今年は帰省もなかなか難しそう…。ここは、地域や地区によっても全く異なる、バリエーション豊かなお雑煮をお家で楽しみませんか?ふるさとの味を、お子さまと一緒に作ってみるのも良いかもしれません。

  • ご存知でしたか?「吉野のきなこ雑煮」

    まず一つ目にご紹介するのは、近畿でも変わり種の「吉野のきなこ雑煮」。甘い白みそベースの雑煮は京都などと同様ですがが、奈良県では雑煮に、なんと「甘いきなこ」を添えているのが特徴らしいです。ご存知でしたか?!丸餅をお椀から取り出して、きなこに絡めて食べるそうです。きなこの黄色が「豊作」を意味しているそうです。ちなみに、餅の形の違いの境界線は、天下分け目の合戦と同様「関ケ原」と言われ、今もくっきりと丸餅と切り餅に分かれているそうですよ!

  • 海の恵に感謝!

    次にご紹介するのは、広島の「カキ雑煮!」尾道や三原市などではアナゴ、宮島ではブリやハマグリを使うらしく、瀬戸内の海の幸をふんだんに使った華やかな雑煮が広島では多く見られるそうです。旬の牡蠣をぷるんとのせたお雑煮、おいしそうですよね!牡蠣は「賀来」として、福をかき寄せる云われの縁起ものでもあります。

  • 縁起が良い〜

    次は福岡。博多地域の雑煮の三種の神器は、「ブリ」「かつお菜」「あごだし」らしく、今回は「ブリ雑煮」をご紹介しましょう!出世魚のブリは「嫁ブリ」といって、この地域では嫁の里帰りにブリを持たせるなどの慣習もあるほどだそう。福岡の伝統野菜「かつお菜」も手に入れれば、かなりご当地雑煮に近付けそうです。

  • 甘いお雑煮

    最後は変わり種、島根の「小豆雑煮」!ぜんざいのような雑煮です。ようなと言うより、ぜんざい?!ではありますが、雑煮として食べられるようです。小豆は邪気を払うとも云われ、実はこのぜんざいタイプの雑煮は、山陰地域以外でも主に島嶼部(大小の島々)など、全国に点在しているそうですよ!